朝鮮トンネル編 [page1]













 東海地方のトンネル系心霊スポットで有名な岐阜県八百津町「朝鮮トンネル」

 正式名称は「二股隧道(トンネル)」といいます。

 では、なぜ?「朝鮮トンネル」と云われるようになったのかですが、昔、八百津から恵那に抜ける道を作る際、トンネルが必要になりましたがトンネルを作るには多額の資金が必要です。

 でも、お金を使いたくない人達が朝鮮人を強制労働させる事を思いつき、水も食べ物も与えずに働かせ、死亡した人はトンネルの壁の中に塗りこめてしまったそうです。

 今でも朝鮮人は埋まったままで、その怨霊が今もトンネル内を彷徨っているそうです。

 そんな曰くが「二股隧道(トンネル)」を「朝鮮トンネル」という呼び名に変えているのでしょう・・

 前置きが長かったですが、この橋の手前からが朝鮮トンネルへの道のりです。



  朝鮮トンネルへは、標識に有るR418号通行止めと書かれた方向に行きます。

 通行止めと書かれていますが、車でトンネルまで行けない事は無いのですが、道幅は車1台が通行するのがギリギリで、所々に回避道は有りますが、一歩間違えると丸山ダムに転落する危険が有りますし、助手M君の運転もヤバそうなので、トンネルまでの残り1kmは歩いて行く事にしました。



 今回の取材は、うさぎっ子の助手M君と助手弟君が同行しているので、夜中の取材ですが、私としては何となくピクニック気分です。

 朝鮮トンネルに向かう途中、家というより粗大ゴミで作られたバラックのような建物を発見しました。

 自由人さんの家でしょうか?

 人が住んでいるのか分かりませんが、調べてみる事にしました。

 皆で恐る恐る覗いてみると、開け放しの家の中にはガラクタ?とストーブが有りましたが人が居る様子は有りませんでした。

 近くのコンビニにでも買い物に行ったのでしょうか?



 バラックのような建物からしばらく歩くと、見えてきました朝鮮トンネルです。

 トンネル内には照明はなく、いかにも何か出そうな雰囲気は有りますが、トンネル自体はそれほど古い作りでは無さそうです。

 トンネル口には昭和31年5月竣工と書かれています。

 朝鮮人を強制労働させて作ったと聞いていたので、戦後の竣工とは意外です。

 


 トンネル内部は私達が想像していたのとは違い近代的なコンクリート構造になっています。

 但しトンネル内には照明の類はやはり設置されていないので明かりが無ければとても進めないほど、闇が広がっています。



 助手弟君が、何となく寂し気にトンネル内を歩いていますが、闇に潜む何者かの気配を感じ取り恐怖に慄いているわけではなく、只呆然と歩いているだけでした。

 


 助手M君の方は、何やらニヤニヤしながら撮影をしていますが、何を写しているのでしょうか?

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