アフシマノ嶽(SSS)霊応編 [page1]


















 常夏の島沖縄、澄んだコバルトブルーの海と珊瑚礁、色取り取りの花々を咲かせる南国の植物と、さんさんとふりそそぐ太陽の光は、まさに楽園のイメージ。

 しかし・・そんな楽園をイメージさせる沖縄にも夜は訪れます。

 「光あるところに影あり」と云われるように、光が強ければ影も濃く、それだけ闇も深く恐ろしいのかもしれません。

 既に記事として載せています「死のアパート魔魅霊臭編」では、その闇の一部を紹介致しましたが、今回からは沖縄の聖地と呼ばれる「御嶽(うたき)」を中心とした探索レポートを紹介していきたいと思います。


 沖縄の心霊スポットとして有名な「アフシマノ嶽(たき)」、通称「SSS(スリーエス)」と呼ばれ、夜は地元の人も絶対に近付かないほど怖い場所で、噂では「入り口のお蔵の上と大木の幹に老婆の霊が出る」「奥の池に、水晶球が浮き上がり光る」「小川をこえ行き止まり橋の先は、天国に続いていてる」「夜に行き、失明したり死んだ人もいる」等、様々ですが、その噂のどれもが他の心霊スポットで噂されている内容と酷似しているように思えます。

 しかし、ここは「ユタ」の修行場でもある聖地なので、噂はどうあれ気を引き締めて探索しなければなりません。

 「ユタ」とは沖縄本島・離島・奄美諸島に古来から存在するシャーマン(呪術師、祈祷師、巫女)で、「琉球神話」と密接に結びついています。

 「ユタ」と「琉球神話」、それは当サイトのスタッフであるミミさんとも驚くべき関係を秘めていました。


 聖地である御嶽が何故、恐怖スポットと呼ばれ恐れられてしまったのか?

 「琉球神話」と「ユタ」とうさっ子スタッフのミミさんとの驚くべき関係とは?

 今回はこの謎にうさぎっ子が挑みます。



 探索日:2004年11月13日
 探索メンバー:ピフィア、kuni、ミミの3名



 今回のアフシマノ嶽(たき)探索ですが、スタッフミミさんも同行しての探索となります。

 本来、危険な夜探索に女性を同行する事は、うさぎっ子としてはしたくないのですが、ミミさんの「どうしてもこの御嶽探索に同行したい!!」との熱意に負け、同行を許可する形となってしまいました。

 「ミミさんと御嶽の関係を知りながらも・・・」

 「いや、知っていたからこそ、それが今のミミさんにとっては必要な事と感じたからかもしれませんが・・・」


 さて、通称「SSS」と呼ばれるアフシマノ嶽(たき)ですが、何故SSS(スリーエス)と呼ばれているのでしょうか?

 噂では、「近くに山が3つあるからサンサンサンでSSS」「Sカーブが3つ続いているからSSS」「1つの村が3つに分かれた場所にあるからSSS」等様々な説があるようですが、本当の理由は分かりませんでした。

 名前の由来も分からぬまま、ミミさんの的確な案内により無事にSSSに到着しましたが・・

 何だか、のっけから嫌な雰囲気が漂っています。

 そんな嫌な雰囲気の中kuniさんは、探索の準備のためか、私とミミさんよりも一足先に車から降り車のトランクを開いています。

 kuniさんは大丈夫なのでしょうか?

 この時kuniさんは妙な気配を感じていたらしく、とても気持ち悪かったようです。

 kuniさんが撮影した入り口の写真にはそれを裏付けるかのように、妙なモヤが現れ出しています。

 


 写真を拡大しました。

 妙なモヤの中には無数の顔と、幼児のような姿も見えています。

 何故入り口に集まっているのかは分かりませんが、私達を歓迎しているようには思えません・・



 kuniさんより少し遅れて、私とミミさんも車外に出ました。

 ミミさんもやはり入り口付近に気配を感じるのか、kuniさんと同位置を撮影しています。

 これはミミさんが撮影した写真なのですが、やはり入り口付近に妙なモヤが写っています。

 しかも気になるのは入り口付近のモヤだけではなく、写真中央付近の木の枝には、オーブの他にクリスマスツリーの電飾のような光の点が無数に写っています。

 これは何なのでしょうか?



 ミミさんの撮影した写真の入り口付近を拡大しました。

 kuniさんが撮影した時のモヤとは、明らかに形が変化しています。

 kuniさんが撮影した写真では無数の顔に見えたモヤは、ミミさんが撮影した写真では、横たわる動物のように見えます。

 この違いは何なのでしょうか?

 気になります。



 kuniさんが入り口付近を引いた格好で撮影しています。

 その写真でも入り口付近がやはり一番霊的に濃いのか、無数のオーブが入り口付近に集中しています。



 入り口の左側を撮影したミミさんの写真なのですが、やはりこの写真でも電飾のような光が木々を覆っています。

 ミミさんはこの電飾のような光の存在に気付いて撮影したのでしょうか?

 それとも写真中央やや左側の上方のオーブが気になったのでしょうか?



 kuniさんとミミさんが快調に撮影をしている中、私は何故かカメラのシャッターとフラッシュの調子が悪く、未だに写真撮影ができない状態に陥っています。

 霊的な影響からカメラの調子が悪いのか、それともカメラが壊れてしまったのでしょうか?

 大ピンチです。

 そんなピンチの私をkuniさんが撮影した写真なのですが、私の背後に写っている車に顔のようなものが写っているので、拡大してみます。



 前・後のサイドウィンドウに顔が写っているように見えますが、誰も居ない車内を見ているのでしょうか?

 それとも私の方を見ているのでしょうか?

 レンタカーとはいえ、車に憑いていなければ良いのですが・・・



 カメラ不調の私ですが、何とかシャッターだけは切れるようになりました。

 しかし、相変わらずフラッシュは不調で発光しません。

 撮影した写真はライトにより照らされた部分だけが、何とか写っています。

 空が夕焼けのように不気味に紅く写っていますが、時間は午前0時を過ぎていますから、夕焼けで無い事は確かです。

 空の色は多分、カメラの癖で紅く写っているだけだと思いますが、それにしても不気味です。

 


 ライトに照らされた草に気になる部分を発見したので拡大しました。

 闇を突然ライトで照らされ驚いたのか、怒っているような顔が浮かび出ています。

 よく見ると他にも無数に顔が写っているように見えますが、そう見えるだけでしょうか?



 不調なるカメラにて更に入り口を撮影してみました。

 建物はライトの光にて何とか写っていますが、問題のモヤは写っているのでしょうか?

 拡大してみます。



 問題の部分を拡大すると、やはり私のカメラにも何か写っているようです。

 しかもその形はミミさんが撮影した時よりも更にその形が変化したように見えます。

 もうモヤではなく巨大な生物のように見えます。

 これは、この御嶽に入る資格のない者を排除する為の守り神なのでしょうか?

 だとしたら、私達が拒否された場合はどうなるのでしょうか?

 それが分からぬまま迂闊に中に入るのはかなり危険な行為です。

 その証拠に、風は無風に近いのに、木々は音を荒げてざわめいています。

 私達は拒否されているのでしょうか・・・・


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