旧小峰トンネル編 [page1]













 東京都あきる野市と八王子市の境小峰峠に、今は隔離されるかの如く存在する「旧小峰トンネル」、このトンネルが現役時代には切断された自分の両手首を求めて彷徨う女の子の霊とトンネルに響き渡る鈴の音と共に現れる少女の霊が目撃され話題となったお化けトンネルなのですが・・・・・

 1988年〜1989年にかけ日本を震撼させた連続少女誘拐殺人事件、警視庁広域重要指定事件業117号事件、「宮崎勤幼女連続殺人事件」の被害者が小峰峠で遺体と遺体の一部が発見された悲しい事件の現場でもあります。

 ここで目撃された少女の霊と、日本を震撼させた猟奇殺人、「宮崎勤幼女連続殺人事件」との関連とは・・・・


 探索日時:2003年8月10日
 探索メンバー:管理人ピフィア、副管理人kuniの2名




 今回は地図にて旧小峰トンネルの位置は完璧に把握していたので場所には自信が有ったのですが、何故かナビにて到着した場所は新小峰トンネルでした。

 しかし旧トンネルは新トンネルの側に有る場合が多いので慎重に旧トンネルの側を調べていくと、新小峰トンネルの前に路線変更前の白線が残されていました。

 どうやらここから旧小峰トンネルへ行けそうです。

 途中フェンスにより道は完全封鎖がされているのでここからは歩いて現地に向かはなければならないのですが、フェンスの前に何やら怪しい車が駐車しています。

 怪しい車のリアウィンドには車の撤去を促す警告文が貼られています。

 どうやら放置自動車のようですが、場所が場所だけにかなり不気味な感じがします。

 「死体とか有ったりして・・・」と恐る恐る中を覗いてみましたが、中にはゴミしか無いようです。

 「ホッ・・・」

 

 フェンスを越えると、そこは全く人気の無い別世界へと変貌します。

 街灯が無いためか、闇が支配する道はかなり気持ちが悪く、風による木々のざわめきさへ恐怖を誘うのには十分過ぎるほどです。



 どれほど暗い道を歩いてきたのでしょうか?

 かなり歩いてきたようにも思えますが、まだ目的のトンネルは見えてきません。

 目的地への距離も分からず歩くのは精神的にもかなり疲労します。



 ここが小峰峠だと示す標識を発見しました。

 目的の旧小峰トンネルはどうやら近そうです。



 事件の情報を呼びかける立札を発見しました。

 しかし、宮崎勤幼女連続殺人事件に関連する情報提供を求めているものでは無さそうです。

 ここでは他にもいろいろな事件が起きているのでしょうか?



 警察の立札から少し行くと、突然旧小峰トンネルが姿を現しました。

 新小峰トンネルが開通した今、旧小峰トンネルは全くその機能を果たしていないはずなのに、何故かトンネル内にはライトが灯っていました。

 普通ライトが灯っているトンネルには恐怖はあまり感じないのですが、このトンネルではライトさえ血の色に見え不気味です。



 旧小峰トンネル八王子側入口です。

 トンネル内部は赤く血の色に染まり、悲しい事件を再現しているかのようです。

 トンネルから吹いてくる風の音も悲しみの音色に聞えてきます。

 まだトンネル内に入っていないのに体が硬直します。

 私は既に恐怖しているのでしょうか・・・・



 トンネルの名称を調べようと入口の上を撮影しましたが、文字が消えかけてしまっているのか、上手く写す事が出来ませんでした。

 「小峰隧道」と書かれているはずですが・・・・


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