知多半島内海トンネル編 [page1]














 今回の探索は、このサイトの常連さんの「まいあ」さんからの「知多半島に内海トンネルというスポットが有る」という情報を基に行ないました。

 内海トンネルの噂なのですが、まいあさんからの情報によると、「何年か前、土砂崩れによって入り口が封鎖されててしまいそのときに人が生き埋めになってしまったそうです。

 その後、事故処理をしようとすると、作業員が怪我をしてしまったりして処理は中止になり、人が埋まったままなんだそうです。」

 現在も内海トンネルは土砂崩れの処理が進まず生き埋めになった人が残されている可能性も有り何となく嫌な予感がしますが、kuniさんと頑張って探索する事にします。

 探索日時:2003年6月14日 探索メンバー:管理人ピフィア、副管理人kuniの2名
 


 実は、内海トンネルには下見の為何度か足を運んだ事がのですが、いずれもトンネルを発見できず断念、今回は情報提供者の「まいあ」さんよりかなり詳しい位置を教えて頂き、何とか見つける事が出来ました。

 今回の探索に当たり、ピンポイントで位置確認をして出掛けたのですが、目的付近の位置に着いてもトンネルらしきものを発見する事が出来ませんでした。

 少し諦め気味に車を転回していたその時、鬱蒼と茂る林の奥に隠されるように存在するトンネルをついに発見する事が出来ました。

 早速kuniさんと探索をする為にトンネルに向いましたが、「あぶない!よいこはここであそんではいけない」と書かれた看板が示唆する通り、トンネルへと向う道にはクモの巣が張られており、最近トンネルに近づいた人はいないようです。


 トンネルに近づくと、外からでもトンネル内がかなり土砂で埋もれているのが分かります。

 どうやら間違いなくこのトンネルが「内海トンネル」のようです。


 名称看板を確認すると確かに「内海トンネル」と書かれています。

 


 トンネル入り口の様子からも分かると思いますが、トンネル内はかなり崩壊していて少しの衝撃でも新たに崩壊する危険が有りそうです。

 私達はトンネル内部への進入はかなり危険と判断し断念しようかと思いましたが、少しだけ内部を探索する事にしました。

 進入するとトンネル内の土砂崩れの規模が、かなり広範囲で有った事に驚かされます。

 入り口付近の外壁は跡形もなく崩れ落ち、微かに残された外壁よりかなり天井部分が高くなっています。

 トンネルの奥の方にライトを当ててみましたが、上手く奥の様子が分からないので、もう少し奥の方を探索する事にします。


 入り口から20メートルくらい進んだでしょうか?

 この辺りからトンネルの空間が異様に狭くなり息苦しさを感じます。

 しかし、このトンネルの岩盤はかなりもろく簡単に崩れてしまう岩のようです。


 ここはかなり激しく土砂が崩れたようです。

 堆積した土砂は天井付近まで達し、小山のようになっています。

 この土砂の下に生き埋めになった人が今も埋まったままになっているのでしょうか?

 この先は積もった土砂により急勾配になっている為、下手に登れば新たなる土砂崩れを誘発しそうです・・・

 kuniさんと相談し、ヤバそうなら逃げるって事で、とりあえず登ってみる事にします。
 
 


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