海処の食堂廃墟編 [page1]


















 静岡県某所、嘗て東海道五十三次で、京から江戸に下る旅人が始めて富士山を遠望できるとして名高い場所に、この食堂廃墟は存在しています。

 東西七十五里にも及ぶ遠州灘を一望できるこの場所には、東京都中央区の日本橋から始まり、大阪府大阪市まで続く主要幹線国道が通り、かなり繁栄していましたが、新バイパスの完成に伴い旧国道に降格、交通量がかなり減少してしまいました。

 その影響から客数が減少し、廃墟に至ったと推測されますが、事実は不明です・・・

 さて、この食堂廃墟ですが、以前から私的にかなり気になっていた物件でしたが、なかなか探索の機会に恵まれず保留されていた物件です。

 霊的な噂は耳にしていませんが、雰囲気的には“感じる”物件です。

 この物件に関しては事前情報無しでの探索なので、内部の様子がどうなっているのか分かりません。

 それだけに、いつもと違った緊張が走ります。

 そんな緊張の中、探索を開始したいと思います。

 さて・・・鬼が出るか蛇が出るか・・・・



 探索日:2004年2月29日
 探索メンバー:管理人ピフィア、副管理人kuni、同行人テクせんせの3名




 天候は雨。

 最悪の条件の中、目的地に到着した私達は、探索車両の駐車スペースの確保をする事にしました。

 以前から、この廃墟の存在を知っていた私は、廃墟の敷地内に手頃な駐車スペースが有るのを確認していたのですが・・・・

 う・・・いつの間にか廃墟への入り口には鎖が設置されており、どうやら車で敷地内に入るのは不可能そうです。

 仕方ないので、最も目立つ場所に車をとめて探索に向う事にしました。

 「こんなとこにとめて、大丈夫なのだろうか・・・・」



 車から降りた私達は、降り注ぐ雨の中、結構な広さを備えた駐車場をずぶ濡れになりながら歩いています。

 目的の廃墟は目の前に佇み、走っていけば直ぐにでも到達出来るほどの距離なのですが、廃墟から醸し出されている威圧的雰囲気を感じ躊躇しているのか、それとも降り注ぐ雨に打たれた廃墟の不気味さに怯えているのか、なかなか足が前に進みません。

 人の本能は不思議なもので、何かの危険を感じると意識していないのに危険信号を発し、危険なものから回避しようとします。

 そんな危険信号を私達が察知していたのかどうかは分かりませんが、廃墟内からは、私達を招かざる客として警戒している者(霊)が写っていました。



 上の写真の気になる部分を拡大したのですが、写真中央の少し下の窓には、異様な目をした者(霊)が私達を拒むように写っていました。

 威圧的な雰囲気を感じたのは、無意識でこの存在をキャッチしていたのかもしれません・・・



 建物にかなり近付いてきました。

 どうやら、このまま真直ぐに行けば入り口に着けそうですが何だか嫌な予感がします。

 この廃墟は、曰く等無い普通の食堂廃墟だと思うのですが・・・

 


 入り口に到着しました。

 玄関の扉は大解放ではないのですが半開きになっており、侵入は出来そうです。

 何となく扉の前に何か居る気がしますが、しかし半開き状態の扉からは、中の様子を窺う事は出来ません。

 この状態から扉を開くのはいきなり襲われそうで結構ドキドキしますが思い切って開いてみました。



 扉の前に何者も居なくて安心しましたが、内部は想像していたよりかなり雰囲気が悪いです。

 ちらほらと人影も感じたりする事から、霊的にも何かいるようです。



 店内は外から見た感じよりも広く、下見無しの探索なので何所から探索しようか迷います。

 喫茶部分から食堂を窺うと、暗く重苦しい気が漂っているので、取り合えずそちらの方に行ってみようと思いますが、喫茶と食堂の境付近に何者かがいるような気がして、何となく入るのをためらいます。



 気になる部分を拡大すると、地面に仰向けになっているような姿と、地面に頭部のみが置かれているのような影が写っていました。

 他にも居るような気もしますが・・・・



 写真はフラッシュの光で明るく見えますが、実際は陰湿に暗くとても気味が悪いです。

 強い霊気は感じないのですが、無数に霊気が漂っているのを感じます。

 左側のスチールにビニールを貼ったケースの、下から二段目の左側に薄ら笑いを浮かべている白い顔が写っていますが、女性でしょうか?

 更に右側にも多数写っているようなので拡大してみます。



 右下に一瞬オーブのように見えるものが写っていますが、良く見ると老人のように見えます。

 その位置の直ぐ上側には、薄っすらと人が立っている姿が写っています。

 奥の「お手洗」と書かれたネームプレートの左側にも顔が浮かんでいるように見えます。

 あまり強い霊気は感じないとはいえ、これだけ多いと妙に落ち着かない気分になります。



 私とほぼ同アングルで撮影したkuniさんの写真ですが、中央と左側に霊気を感じます。

 それを知ってか知らずか、テクせんせが探索している姿が写っています。

 テクせんせ、せんせの正面に気味の悪いのが居ますが、気付いてましたか?



 売店ですが、ここもかなり雰囲気が悪いです。

 売店には当然の事ながらお土産は置いてありませんが、侮っていると、あまり嬉しくないお土産をお持ち帰りしそうです。



 そんな売店の気になる部分を拡大しました。

 窓際に2体の顔が写っています。

 外から覗いているように見えますが、実際には中に居るようです。


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