津久井湖・三井大橋編 [page2]



 同じ場所から三井大橋を見てみます。

 先ほどから、車はほとんど通りません。

 湖に架かる赤い橋で、夏の夜の時間が、音もなくゆっくりと流れていきます。



 道路を渡り、反対側に来ました。

 三井大橋を写した写真に、先ほどよりもはっきりとオーブが写っています。



 反対側の湖面をのぞいています。

 橋の中央、下の部分にオレンジ色のものが反射していますが、これは反対の岸の、エナメル灯の光のようです。



 場所を移動し、更に湖面の方をみています。

 写真上方のオレンジの光は、先ほどの照明の光ですね。

 深い闇に包まれた湖面が見えます。

 この中に一体、何人の人の命が消えていったのでしょうか。


 



 探索地に向かう途中で、通りかかり、緊急探索をした津久井湖三井大橋。

 今回の探索では、姿を現すという女性の霊に出会うことはありませんでした。

 また、心霊現象と思われる現象にも遇う事がありませんでした。

 津久井湖にさまよう、自殺者の霊が安らかに成仏されることを願い、私たちは、次の探査地に向かうことにします。




 ☆編集後記☆


 今回の津久井湖三井大橋の探索は、当初予定には入っていませんでした。

 次の探索地への途中、近くを通ることになり、急遽探索をしました。

 この地域では、三井大橋の他、津久井湖、周遊道路のトンネルなど数多くの心霊スポットが存在しています。

 以前、テレビの心霊番組で津久井湖を調査中、同行していた霊能力者が霊によって、湖に引きずり込まれそうになっていたのを見たことがあります。

 その時、激しい雷雨が発生していました。

 霊能者が見た霊は、青いTシャツを着た男の子だったそうです。

 私たちは探索後、三井大橋を通り、周遊道路を走りました。

 途中、照明の無い、暗いトンネル(今回は探索していません)を通過しました。

 このトンネルは、首なしライダーが現れるという噂のあるトンネルです。

 実際に通ってみると、三井大橋よりも、このトンネルの方が怖い感じがします。

 また、トンネルを出てすぐ隣に、立ち入り禁止の廃墟があり、さらに雰囲気を出しています。



 情報収集部長:WOO



 ホテルサンヒルズの探索を終え、次の目的地「首吊り峠」へ向かう途中にWOOちゃんが案内してくれたのが、今回の「津久井湖三井大橋」です。

 いろいろな噂があるところのようですが・・・・

 探索予定に入ってない物件であり、道中に立ち寄っただけという感じだったためでしょうか?

私 には単なる橋というのが正直な感想です。


 副管理人:kuni



 津久井湖は1965年(昭和40年)城山ダムの完成によりできた周囲約20kmの人造湖で湖の底には何個か村が沈んでいます。

 当然の事ながら沈んだ村には嘗ては営みがあり、そこには先祖代々から祖霊の魂も安らかなる眠りについていたはずなのですが、突然湖の底に封印されてしまった祖霊の魂は安らかなる眠りを妨げられ、怒り、悲しみ、そして寂しさから同房を求め湖の底に誘うという。

 事実この湖では自殺がかなり多いらしく、時より湖が赤く血の色に染まるとも言われています。

 私達が今回訪れた「三井大橋」でも数多くの方が亡くなられているようです・・・

 三井大橋ですが私達が訪れた時には、橋の入口に「しめ縄」が有りましたが、「しめ縄」の役割は「境界を示し出入りを禁止することを示すために張りまわす縄」ですから、湖に架けられた橋から死霊が外に出ないようにする結界だったのかもしれません。

 
 他に津久井湖に隣接している津久井城はかつての戦場であり、血塗られた歴史がある場所です。

 今回の取材では、目立った心霊現象に遭遇する事は有りませんでしたが、油断してはいけない場所である事は確かです。

 油断していると、いつ湖面から魔の手が伸びてくるか分からないのですから・・・



 管理人:ピフィア


[BACK][SPOTMENU][HOME]