三重恐怖トンネルツアー惣谷トンネル編 [page1]













  今回、我々うさぎっ子は「三重県恐怖トンネルツアー」と銘打って、列車事故で有名な旧惣谷トンネルを始めに 奈良県との県境にある旧高見トンネル及び勢和多気IC近くの旧女鬼トンネルを探索することとなった。

 当初はその他にもいくつか探索を予定していた物件があったのだが、スポットの発見に手間取ったり道に迷ったり と大きく時間をロスした結果、今回のツアーに見合った上記3件に落ち着いた次第です。 

 今回の探索メンバー:管理人ピフィア師匠(以下師匠とする)と私kuniの2名
 探索日時:2003年4月19日14時半集合〜4月20日3時半解散



 4月19日(土)14時半頃、私の自宅で師匠と待ち合わせ、師匠の車を私の駐車場に置き、出発した。

 まずは桑名ICより東名阪・伊勢自動車道を乗り継ぎ、今回の拠点と定めた旧東青山駅を目指す。
当初の予定はこうである。旧東青山駅に車を止め、まずは事故の原因となるトラブルのあった旧青山トンネルへ。
数100m入ったところで引き返し、旧路線上を実際の事故現場である旧惣谷トンネルに向かうというものでした。
ところがどっこい、そうは問屋は卸さぬと旧東青山駅が見つかりません。

 こんなことならここを探索済みの他サイトの管理人さんに聞いてくれば良かったと後悔しながらも、とりあえず 現在の東青山駅に着きましたが、路線図をご覧いただくとわかるように旧路線は駅から少し離れています。
さらに人目もあるということでそこからのアプローチは断念せざるを得ませんでした。

 そこで私たちは本来の目標である旧惣谷トンネルに近い、榊原温泉口駅を目指すこととなりました。
路線図でもわかるように榊原温泉口駅付近では新旧路線が同一なので、探しやすかろうというのがその理由です。
榊原温泉口駅から架線を目標に線路沿いを進むと工事中の橋に行き着きました。

 下へ降りる階段も付いていましたが、師匠の「まだトンネルには遠いんじゃないかなぁ〜」という意見もあり、またそ こが旧路線であるかも判然としないので、もう少し先に進むことにしました。 が、結局しばらく走っても旧路線らしきものに降りられそうな場所はその橋しかなく偵察に向かうことにしました。 まず私が一人で下に降り、旧路線跡と思われる道を数100m歩いたところ・・・・・・

 「ありました!」 一人であること、そろそろ夕闇が迫っていたことで近くには行けず遠目に見てみると入口には柵がしてあります。
侵入できるか否かは不明ながら、早速師匠に電話をしながら装備を取りに車に戻りました。
時刻はすでに18時半に近く、近くを彷徨うこと約2時間。
ようやく目標の旧惣谷トンネルに繋がる旧梶ヶ広トンネルを見つけることができました。

 胸の高鳴りを抑えながらいよいよ探索開始です。


 ●旧梶ヶ広トンネル入口

 遠目に見ると入口すべてが覆われていたような感じがあったが、左右の隙間からなら侵入できそうです。

 なんと師匠は小さな体を利して20cmそこそこの柵の間をスルッと抜けてしまいました。

 私はとても無理なので左の隙間から入ります。


 ●旧梶ヶ広トンネル内部

 内部に侵入しました。

 写真上部やや右にオーブのようなものが見えますがなんでしょう??



 ●旧梶ヶ広トンネル内部

 これは何かの資材置き場だったんでしょうか?

 今ではゴミ溜めとなっています。



  ●旧梶ヶ広トンネル内部

 正に漆黒の闇、このまま出られないのではないかと錯覚してしまいます。



  ●旧梶ヶ広トンネル内部

 先ほどのゴミ溜めとは違って、ここには標識などが置かれています。


 ●旧梶ヶ広トンネル出口

 出口が見えてきました。

 もう外もかなり暗くなっていますが、トンネル内よりはまだマシです。


 ●旧惣谷トンネルへ向かう

 写真中央には旧惣谷トンネルがあるはずなのですが、暗くて写っていません。


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