妙見山しおき場編 [page1]













 大阪府豊能郡妙見山の北側に、史跡「しおき場」が有ります。

 「しおき」というと、いたずらや悪い事をした子供を、こらしめるために罰を加える「おしおき」を想像しますが、この場所でいう「しおき」の意味は、江戸時代、罪人を法にてらして処罰する事を意味しています。

 つまり、この場所で江戸時代、罪人の処罰が行われていた事を意味しているわけです。

 どのような処罰が行われていたのかは文献を調べていないので不明ですが、江戸時代に行われた処罰の中でも重罪に対する死刑には、情死未遂に男だけ生残ると殺人犯と同様の「下手人」刑(女が生残った場合は該当しない)、死罪、獄門、磔、鋸引き、火罪の6種と、武士に対して行われた切腹、斬罪の2種が主な刑名のようですが、処刑方法は下手人、死罪、獄門には「刎首」、磔には「張り付けて槍で刺殺」、鋸引きには「罪人を地中に埋め、埋められた場所に鋸とともに“希望の者は勝手に鋸を引いてよい”という捨て札掲げられ、民衆により執行」、火罪には「焚殺」、切腹には「割腹自殺(実際は刎首)」、斬罪には「刎首」が行われていたようです。

 妙見山「しおき場」でも、上に挙げた何種類かの処刑が行われていたと推測されますが、同時に民衆への「みせしめ」の意味を含め刎首された首は数日間晒されていたとも推測されます。


★ 警告 ★


 歴史的に血塗られた場所だけに、今回の取材記事を閲覧した場合、強い霊障が起きる可能性が有ります。

 実際、この記事を執筆するにあたり私も突然腹部に衝撃を受け腹をえぐられる様な痛みを体験しました。

 過去にも、当ホームページの「投稿恐怖レポート」に写真を掲載したところ体調不良を訴えるメールが多数寄せられた事から、写真を削除しました。

 今回の取材記事には、新たに取材した内容を含め、4page目には過去問題となった写真も含まれています。

 以上の事を踏まえたうえ、閲覧する方は自己責任にての閲覧をお願い致します。

 うさぎっ子恐怖館では、この記事に関する霊障障害については一切責任を負いません。


 尚、この取材記事を閲覧しての体調不全を起こした場合、直ちに閲覧をお止め下さい。



 探索日時:2003年9月6日 探索メンバー:ピフィア、kuniの2名
 探索日時:2004年10月9日 探索メンバー:ピフィア、kuni、にごたんの3名




 大阪府の妙見山「しおき場」の取材は、冒頭でも紹介しましたが、2003年9月6日の第一回探索から約一年を経て、再度取材に訪れた場所です。

 今回再取材したのは、過去取材した内容も含め、より完璧な記事を執筆する為に再度訪れたのです。

 まずは今回再取材した2004年10月9日の取材から紹介します。


 前回と同様の場所に車を駐車した私達は、ここより少し離れた目的の場所「しおき場」に早速、向う事にしました。

 ちなみに写真の鳥居の奥には「峠の茶屋」が有るのですが、「お茶を飲んで一息」って雰囲気では有りませんね・・・



 「しおき場」に続く県道ですが、写真には既に多数のオーブが写り、ここがかなり濃い場所で有る事を示唆しています。

 この山は霊山だけに、山全体が濃い雰囲気で包まれているようにも感じます。



 私から少し離れて先頭を歩く、kuniさんと二号です。

 霊的にも濃い場所と分かりながら進む二人の姿は、心做しかいつもより緊張しているかのようにも窺えます。



 県道を歩いて行くと、ガードレールが切れた場所が有ります。

 ここが「しおき場」への入口なのですが、奥の方からかなりの気配を感じます。

 前回来た時は、もっと濃い気配でしたが、それでも気を抜けない気配です。



 入口から一歩「しおき場」内に足を踏み入れると、そこが別世界で有る事を改めて認識させられます。

 無数に浮遊するオーブは、罪人達の悲しき魂なのでしょうか?

 オーブに混じり、苦痛に歪む顔がいくつも見えています。


 


 前の建物が「しおき場」の慰霊碑が祀られている建物なのですが、その周りを無数のオーブが浮遊しています。

 ここからは気をかなり引き締めて探索しないと、大変な事になりそうです。



 付近の山林からも無数にこちらを窺う者の気配を感じます。

 私達の気配を感じて寄ってきたのでしょうか?


 



 あまり長時間この場所に留まるのはかなり危険そうなので、迅速に探索を進めていく事にします。


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