白倉トンネル編 [page1] |
|
日本列島の中央に位置し、農業と漁業が盛んな地方として、一見長閑なイメージを抱く北陸地方。 しかし、そんな長閑なイメージとは裏腹に、この北陸地方には相当怖い心霊スポットが存在していると云います。 実際、探索前の情報収集段階でも、恐るべき事実に驚愕してしまうような心霊スポットも存在していました。 そんな驚愕の事実を知ってしまったためなのか、今回の探索は非常に嫌な予感がします。 「何事も無く、無事に帰る事ができるのだろうか・・・」 そんな思いが、頭を過ぎります。 そんな私の弱気な心とは反比例するかのように、kuniさんの運転する車は、着実に恐怖のスポットへ向かっています。 これから起こるであろう恐ろしい出来事を知らぬままに。 探索日:2004年6月12日 探索メンバー:探索メンバー:管理人ピフィア、副管理人kuni、NATS管理人:屋敷サカヱさん |
梅雨の走りのどんよりとした曇り空、それでも今のところ雨にも降られることも無く、順調にある場所の下見探索を終えた私達は、渋滞の無い高速道路を第一の探索地である「白倉トンネル」へ向かい快調に進んで行きます。 途中、嫌な予感を感じ弱気にもなりますが、そんな予感は今から行う探索の事を考え、心の奥にしまっておきます。 |
北陸地方最初の探索地である「白倉トンネル」に到着しました。 時刻は午後7時少し過ぎ、初夏の陽は西に沈もうとしていますが、まだまだ辺りは明るく探索には不向きな感じです。 闇が完全に訪れるまで、トンネル近くの角川を眺め待とうかと思いましたが、時間的にその余裕は無さそうです。 |
そんな時間の余裕の無さに、少し残念な思いを感じながら角川を眺めていると、直ぐ私の横に気になる注意書きを発見しました。 その注意書きには「危険ですからこれより先へは入らないで下さい」と書かれています。 「この先に何の危険があるのだろうか?」 人を通さないために設置されたと思われる鍵付きのゲートとセットでかなり気になるところですが、勝手に行動すると皆に迷惑をかけるので、後に調べる事にし、諦めることにします。 ちなみに、注意書きの奥は、心霊スポットとしても有名な「角川ダム」であることが後に判明しました。 |
さて、「白倉トンネル」なのですが、辺りはまだ薄暗い程度ですが、何とも不気味に見えます。 通常、トンネル内に灯りが設置してある場合それほど怖さは感じないのですが、暗いオレンジ色の照明がトンネル内を紅く染めることで、より不気味に見えるのかもしれません。 しかも紅く染まったトンネル内には、何か得体の知れないものが座っているようにも見え気持ちが悪いです。 |
先の写真を拡大しました。 トンネルの東口近くには、陽炎のように淡い人の上半身のような得体の知れないものが写っていました。 座っているかのようにも見えるその姿は、何かを待っているようにも感じます。 だとしたら、何を待っているのでしょうか? |
トンネル内に入りました。 トンネル内は外から見た時ほど内部は紅くありませんが、それでも不気味な事に変わりありません。 しかもこのトンネルは不気味なだけではなく、トンネル内はかなり狭いため、車が来た時はかなり危険そうです。 |
トンネルの天井にある、黒い染みが気になります。 実はこのトンネル、噂では車で焼身自殺した人が居て、その時の焼け跡が今も天井に残っているそうです。 でも、この染みは壁面から染み出た水によって出来た染みのようです。 |
トンネルを進むにつれ、何だか頭痛がしてきました。 kuniさんも「頭痛がする」と言ってますが、霊的な影響でもあるのでしょうか? |
トンネルの右奥に人影が見えます。 幽霊なのでしょうか? 近付いて確認することに」します。 |
幽霊かと思い近付くと、トンネル内に設置された“くぼみ”でした。 遠くから見ると、ただの“くぼみ”も幽霊に見えるから不思議です(笑) |
気を取り直し、更にトンネル内を進んでいくと、それに伴い頭痛も激しさを増してきました。 特に我慢できないような痛みでは無いのですが、締め付けられるような不快な痛みです。 しかもこの先からは確かな霊気も感じます。 この先にいったい何があるのでしょうか? 写真にはトンネルの奥の方に人影が写っているようなので、拡大してみます。 |