三島市廃病院編 [page1]













 伊豆への玄関口三島市、そこに病院廃墟が有るという情報を仕入れた私は早速取材を決定、うさぎっ子メンバーに召集をかけたのですが、病院廃墟と言った瞬間、メンバー全員が凍りつきキャンセル( ̄x ̄;)!!
 
 今回もまた私の単独取材となってしまいました・・

 「三島市の100万ボルト近くの廃病院」、それだけの情報のみで探しに行った私は、目的の物件を見つけるのに手間取り、発見した時には既に午前3時をまわっていました。

 真夜中の病院廃墟、近くの民家からは不審者を威嚇するような犬の遠吠えがこだまし私のヤル気を損なわさせます・・・

 「やっぱ、私では病院廃虚への単独浸入は無理そう。。」

 「帰ろっかな・・・」


  などと考えながらも病院の正面玄関に向うと『侵入大歓迎』と言わんばかりに玄関の扉は開いています。

 ここまでされたら入らないわけにはいけません!!

 血が騒ぎ出した私は、これまでのビビリを捨て浸入する事を決意しました。


 中に入ると病院独特の薬臭が漂っているのを除けば、他の廃虚と大差ない感じです。

 病院内は、廃虚になってから日も浅いらしく内部の傷みも少ないので探索時の危険性も少なそうです。
 
 但し病院内の薬品や器具には注意しないと思わぬ事故になる危険性もあるので慎重に行動する事にしました。


 病院の正面玄関から右側に向って直ぐの所に受付が有りますが、こちらは薬の受け取り専用でしょうか?

 ガラスに浮かぶ手のひらの跡が不気味です。


 正面玄関から入った所には粗大ゴミが山のように積み上げてあります。

 ゴミの中には自転車なども含まれている事から、不法投棄でしょうか?


  受付の窓は硬く閉ざされていますが、内部のドアは開かれているので回り込めば簡単に入る事が出来ます。

 受付の内部はかなり荒らされていますが、整頓がなされていないのか、外部からの侵入者によって荒らされたのかは判断に苦しみます。


 院内の片隅には所々にダンボール箱が山済みにされたまま放置されています。

 その中にぽつりと車椅子が放置してあり、それが不気味さを誘います。


 診察室ですが、何かの薬剤を撒かれたらしく、床は黒く変色し薬臭がすごいです。



 診察室の床には薬剤がかなりの量撒かれたらしく、砂が撒かれていますが、踏んでも大丈夫でしょうか?

 他にもかなりの量の薬剤が残されており危険そうなので早々に部屋から出る事にしました。


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