箕面ヶ丘病院編 [page2]



 小さな浴槽ですが、綺麗な状態です。

 サッと水洗いすれば、すぐに使えそうですね。



 厨房からは一階の他の場所に行くことができなかったため、外階段で二階に行くことにしました。

 しかし踊り場には、なにやらガラクタがいっぱいあります。

 行ってみると、それは看板の残骸などで、踏めばかなりの音を立てます。

 これは正に「通報してくれ!」と言っているようなものです。

 なんとか音響トラップを切り抜けて、二階のドアには達しましたが・・・

 施錠されていて、入ることができません。

 私たちは仕方なく正面突破を試みることにしたのです。



 勝手口から脱出した私たちは、正面入口付近に来ました。

 時折、往来する車やバイクが非情に気になります。

 一旦、入口付近から離れ突入の機会を窺いますが・・・

 付近の民家の窓からは、いくつもの目が私たちを注視しているかのような錯覚に囚われ、非情に緊張します。

 ※この画像はもちろん撤収後に撮ったものです。



 意を決し、先ほどの立入禁止の表示のあるロープをくぐり、正面入口に到達しました。

 気は焦りながらも割れたガラスに注意して、突入します。

 ※もちろんこれも撤収後に撮った画像です。



 受付です。

 柱や奥の壁に映る光の帯はフラッシュの反射でしょう。

 特に珍しいものは写ってはいないようですが・・・

 しかしどうもここは妙な圧迫感を感じます。


 



 偉そうに薬局がありますが、精神分裂病(統合失調症)への処方は、最初に開発された治療薬のクロルプロマジンばかりだったそうで、他の病院の精神科医は「まるで三十年前のまま。薬の量は少ないが、どの患者にも画一的だった」と驚いていたといいます。

 熱を出したら一律に風邪薬、高熱でも「水は飲ますな」、腹痛でも「メシは食わせろ」。

 看護婦が「解熱剤を出しましょうか?」と聞くと「お前は医者か!!」と怒鳴られた。

 職員たちはそう証言しているそうです。



 受付の内部には、種々雑多な物品で溢れんばかりです。



 隣は診察室のようです。

 ロクな診察は成されていなかったようですが・・・



 「呪」・・・いつもなら馬鹿馬鹿しいと思う落書きですが、今回ばかりは被害に遭った患者さんたちの心を代弁しているように感じます。



 ここにあの悪徳医が座っていたのですね。

 アルバイトの宿直医も座ったのでしょうが、私に言わせれば院長と同じく悪徳医です。

 院長の悪行を容認していたわけですから同罪ですね。



 エックス線室です。

 設備は残っているのでしょうか?



 あったのはこれだけです。

 これがどんな設備なのか私にはわかりません。

 閉鎖前はもっといろいろな設備があったのでしょうか?

 まぁ、この病院にはどんな立派な設備があっても決して活かされることはなかったでしょうね。

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