料理屋廃墟 鱒池亭編 [page1]













 前回の三重GWスペシャルツアーが自然系のスポットが中心だったこともあり、今回は廃墟を中心に三重廃墟ツアーと銘打って探索に出かけたのは良かったが、満足いく探索ができたのはこの「鱒池亭」のみであった。

 他の予定スポットは観光地化してしまっていたり、発見に至らなかったりで、ツアーとしては不成立になってしまった。

 しかし、ここは単独での探索に慣れたピフィア師匠さえも侵入を躊躇させる得体の知れない不気味さを漂わせていた。

 かなり恐怖を感じながらも我々は意を決し踏み込んだ。

 探索日時:2003年5月17日 探索メンバー:管理人ピフィア師匠(以下師匠とする)、私kuniの2名



 ●鱒池亭への入口

 何かと噂の多い青山高原一帯。

 そしてここも青山町の一角に位置しています。

 噂ではここへ行くと、「激しい頭痛と吐き気に襲われ、女性のウメキ声を聴き、川の対岸からの調査のみでしたが、心霊写真もとれました」というもの。

 この看板を発見し、「もう近いぞ」と辺りを見回したところ・・・・・

 ありました!

 何とも言えない不気味さにたじろいでしまいます。

 さらに師匠の体調に異変が!

 「kuniさん、さっきから吐き気するし・・・・」

 少々躊躇するも煙草を一服し、気持ちを落ち着かせ、我々は侵入することにした。

 


  


 ●入口から見た鱒池亭

 先ほどの看板のあるところを右に折れたところから鱒池亭を写してみました。

 木々に覆われ、ほとんどその姿を見ることはできません。

 代わりにたくさんのオーブが出迎えてくれました。




 ●鱒池亭への橋

 鱒池亭へ行くには、すぐ脇を流れる渓流を渡る必要があります。

 橋の骨組みは鉄製ですが、そこに渡した板が腐食しており危険です。

 手すりを頼りに鉄骨のある部分を慎重に渡ることにします。

 



 ●橋の上から

 橋の上から渓流を写してみました。

 高さはそれほどありませんが、流れの音が耳に障ります。

 


 ●これか・・・

 橋を渡り切り、左手を見ると鱒池亭が見えました。

 不気味です。

 勇気を出して先に進んでみましょう。



 ●鱒池亭玄関

 鱒池亭は大きく口を開けて待って我々を待ち受けていました。

 誘いに応じるべきでしょうか?

 ここに至っては逃げ出すわけにもいきません。

 入ってみます。



 ●玄関からロビーを望む

 玄関に入りました。

 奥はロビーのようです。

 ソファーが踊っています。



 ●ロビー

 かなり植物が侵入してきています。

 向うは何でしょう?



 ●浴室

 浴室でした。

 しかし妙な位置取りです。

 向うに穴があります。

 元々は出入口ではないのでしょうが、行ってみましょう。



 ●厨房

 ガスの配管が立っています。

 冷蔵庫があるだけで、食器や調理器具などは全く見当たりません。



 ●ボイラー

 厨房の奥にあったのは狭いボイラー室でした。


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