首吊り峠鉄塔編 [page3]



 私たちは、夏の夜の山道を進んでいます。

 遠くに町の明かりが見えます。

 この辺は、高台で視界が広く、遠くまで見ることができるようです。

 実は・・・写真のこの場所辺りで、私は足の後ろを触られるような感覚を感じました。

 すると!kuniさんも同じ事を言っていました。

 この辺は、霊気が強いのでしょうか。

 それとも、気のせいだったのでしょうか。

 



 先へ進んでいくと、急に草が高く伸びている場所があります。

 道も草の中に埋もれている箇所があり、歩きづらくなってきました。

 この写真ですが、いくつかのオーブが写っています。

 この中で、白いオーブのほかに青、黄色のオーブもあります。

 先ほども触れましたが、黄色のオーブは確か・・・危険なオーブだったような気がします。

 この時、私は特に強い気配を感じることはありませんでしたが・・・

 これらのオーブは、ずっと私たちに憑いて来ているのでしょうか。



 しばらく歩いていくと、山道から急に広い場所に来ました。

 周りは、木に囲まれています。

 正面を見上げると、木々の間から高圧送電線の鉄塔がありました。

 これが、私たちが探していた自殺が発生する鉄塔なのでしょうか。

 鉄塔を写した写真ですが、多くのオーブと思われる球体の他に、いくつか発光体があります。


 



 高圧送電線の鉄塔を見上げています。

 写真には、同じくオーブ、発光体が写っています。

 この写真には、先ほどの赤いオーブ、黄色のオーブは写っていないようです。

 私たちは、この場所を調べることにしました。



 この場所は、写真のように小さい広場のようになっています。

 周囲は、木々で囲まれています。

 鉄塔の下に行く為、道を探しましたが、木や草で道が塞がれていました。

 残念ながら、これ以上鉄塔へはすすめません。

 他のルートも探しましたが、道らしきものはありませんでした。

 しばらくの間、この場所にいましたが、今まで風も無く静かだったのが、急に辺りがザワザワしてきました。

 ピフィアさんが、「周りがザワザワしてきたから、もうそろそろ戻った方がいいかも・・・」と言いました。

 雰囲気が変わってきたのでしょうか。

 この写真に、赤いオーブが写っています。

 首吊り峠の写真の中で、一番はっきり写っています。

 やはり、私たちの後を憑いてきていたのでしょうか。

 赤いオーブは、私たちに敵意(怒り)を持っているのでしょうか。

 私は、他にも何か写っているような気がします・・・


 



 ピフィアさんの話の通り、少しずつですが、周りのざわつきが、大きくなってきています。

 私たちは、この場所を離れることにしました。

 ここは、この場所で行き止まりのようなので、来た道を戻ることにします。

 大きくなってきている、周りのざわつきの中を進んでいます。

 すると、いきなり強い風が吹いてきました。

 この風は、霊的な現象なのでしょうか。

 写真は、ちょうど強い風が吹いた辺りで撮影しました。

 オーブらしきものは写っていませんが・・・



 私たちが、戻ってきた道を振り返ります。

 この先に高圧送電線の鉄塔がありました。

 この写真では、あの赤いオーブは写っていないようです。

 風は、先ほどより弱くなりましたが、吹いています。



 私たちは、首吊り峠入り口まで戻ってきました。

 この場所は、動物火葬場と霊園があります。

 写真には、いくつかのオーブが写っていますが、赤と黄色のオーブは、写っていません。

 これで、首吊り峠(鉄塔編)の探索は終わりになります。

 私たちは、更にこの辺りにある火葬場周辺を探索することにします。

 実は・・・この火葬場周辺で、私は過去に不思議な体験をしました。

 この話は、今度ゆっくりと首吊り峠(火葬場編)でお話したいと思います・・・




 ☆編集後記☆


 このレポを作成中、体調不良、PCのフリーズや、運気の急激な低下などが起こり、思うようにすすみませんでした。

 レポを書いている時、頭痛がしたり、腰痛、肩の痛み、腰の痛みなどがありました。

 また、写真を見ながら書いているので、写真を選んでいると途中で、ノイズが入り中断。

 最近では、近くに置いてあった台が、普段は何も音がしないのですが、いきなりギシギシと、まるで人が座っている時に出るような音がしていました。

 ある時、外を歩いていると、後ろから強い気配がしました。

 ふと、後ろを振り返ると・・・そこには誰もいないんです。

 でも、確かに人の気配がするんですね。

 一番初めの写真を撮りに、昼間ですが現地に行ったんです。

 その時、何枚か撮影したんですが、この場所を離れる時に、なぜか足が重くて思うように歩けないんです。

 結局、撮影結果が良くない為、2度撮影に行ったんですが、2度とも同じ状態でした。

 実は、この編集後記を書いている時も、頭痛と背中の痛みがあります。

 正直、このレポについては、今後あまり触れたくありません。

 このレポをご覧になられた方で、もしかすると場所がわかる方がいると思います。

 この周辺は、住宅、病院等があり、行動によっては通報の恐れがあります。

 また、私自身が感じたことですが、この場所はかなり危険かも知れません。

 できたら、近づかないほうが良いと思います。


 情報収集部長:WOO



 ホテルサンヒルズの探索を終えた私たちは、次なる探索地である「首吊り峠」に向かいました。

 ここは当初予定にはなかったのですが、この日同行したWOOちゃんが掲示板などでしきりに薦めていたため、探索スケジュールに加えたスポットです。

 感想を言えば、「当初考えていたよりもずっと濃厚だったな〜」という感じです。

 廃墟と違い、開放的な自然系のスポットというのは、心理的な圧迫感も少なく、少々甘く見てしまいがちですが、決して侮ってはいけませんね。

 レポ中にもありましたが、不思議なことが3つ起こりました。

1.ライトの落下。
 
 実は落下したライトは私が師匠に貸していたものですが、どう考えても落下することは考えられません。

 新品のネックストラップのフックはとても丈夫で壊れた様子はなく、故意に外さなければまず落下することはあり得ません。

 ライト側のリングにも異常はなく、私たちはキツネにつままれたような気分になりました。

2.私の左腕に触れたのは何なのか?!

 触れられてすぐに私は左手後方を振り返りました。

 触られたのが頭であれば、道脇の木から垂れ下がった枝などに触れる可能性はありそうですが、どう考えても腕に触れる高さにはなにもなく、非常に不思議な思いでした。

 ちょうどその時、WOOちゃんも足を触られたと言います。

3.突如、吹き出した強風。
 
 鉄塔周辺がざわつき始めたので、私たちは撤収することにしました。

 なにかが迫ってくるような感覚。

 そして、徐々に吹き出した風が次第に強くなり、ついにはかなりの強風になりました。

 今まで無風だったのに、あんなに急に強風が吹くことがあるのでしょうか?

 しかもそれは現場から少し離れるとすぐ収まりました。

 これらは一体何者の仕業なのでしょうか?

 関東遠征2日目、1番のスポットはここだったのかもしれません。



 副管理人:kuni



 今回の探索場所である首吊り峠にはWOOちゃんの紹介で探索を行ったのですが、私は想像ではそれ程たいした場所ではないと思っていたのですが、現場に到着すると確かに嫌な雰囲気が漂っていました。

 嫌な雰囲気が漂っていると言うより、ある場所を境に急に雰囲気が変化したと言う方が適切な表現なのかもしれません。

 私は数多くの心霊スポットと呼ばれている場所を探索してきているので、探索の時には常に過去に探索した場所と現在探索している場所とを比較して危険度を考慮するのですが、この場所は今まで探索してきたどの場所とも違う雰囲気でした。

 今まで探索してきた場所の雰囲気と違うからと言って、この場所が特に濃い場所という雰囲気は感じられませんでしたが、未知の気配が漂っているので慎重に進む事にしました。

 山道を歩いている時は、湿気とは異なる嫌なネットリした感覚が有り気持ち悪いです。

 途中kuniさんとかWOOちゃんが何かに触れられたと騒いでいましたが、私は特に触れられたりはしませんでした。

 触れられる事は無かったのですが、首からぶら下げていたライトが突然地面に落ちた時にはビックリしました。

 紐が切れてライトが落ちたのなら別にビックリしないのですが、紐も切れてなく留金も破損した様子も無いのにライトが落下したのですから・・・

 ちなみに留金から自然に外れる事は考えられない構造になっているのに。。

 今回この場所では視覚では霊の姿を確認する事は出来ませんでしたが、いろいろ不思議な体験はしました。

 その現象の多くは私達の突然の進入に腹を立てたと思われる現象が多かったように思えます。

 ここは霊達が安らかに休息する神聖な場所だったのかもしれませね。



 管理人:ピフィア


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