厚木市恵心病院編 [page2]



 機械室から院内に入ると、壁一面に描かれた落書きが出迎えてくれました。

 噂としては知っていましたが、実際この目で見ると、落書き数の多さに圧倒されてしまいます。

 いったい今までに何人の人がこの廃虚に入り落書きを施したのでしょうか?

 壁という壁に描かれた落書きに見蕩れながら歩いていると、受付らしい場所を発見しました。

 なぜか受付前の天井は抜け落ちていましたが、自然に落下したのでしょうか?


 受付と思われる場所の近くには、このような部屋が何部屋か有りましたが、部屋名を示すプレート類は外されており、何の部屋かは分かりませんが、多分治療室か診察室だと思います。

 部屋の中は暗く薄気味悪いのですが、とりわけ感じるものはありませんでした。


 診察室か治療室と思われる部屋を出て、更に先に進むと、小型のエレベーターを発見しました。

 このエレベーターを使い食事などを搬入していたのでしょう。

 だとすると、ここは病院の厨房なのでしょうか?


 エレベーターの奥に何やら妙な機器が残されています。

 何かと思い調べてみると、どうやら業務用のティルティングパンのようです。

 これで大勢の患者さんの為に炒めもの等を調理していたのでしょう。

 どうやらここは厨房で間違いなさそうです。


 1階のエレベーターを発見しました。

 噂では、この病院にはエレベーターでしか行けない地下室が存在し、そこには霊安室が存在するそうですが、廃虚後誰も地下室に行った人はいないそうです。

 エレベーターの扉は硬く閉ざされており、その扉を開く事は出来ません。

 地下室がどのような状態で存在しているかを知る由もない私は、何かを探るようにそっと扉に耳をつけ、聞き耳を立ててみましたが、物音一つ聞こえてはきませんでした。


 ここはトイレでしょうか?

 トイレだとは思いますが、便器の形が普通の便器とは違います。

 たぶんこの便器は気分の悪くなった患者さんの為に設置された、ゲ○専用便器だと思います。

 しかしこのトイレ、気のせいか何となくゾクゾクします・・


 こちらは普通のトイレですが、この病院が廃虚と化した現在も、どうやらこのトイレは頻繁に使用されているようです(^^;

 


 院内も奥に進んで行くにつれ、壁一面に描かれていた落書きも少しずつ少なくなってきました。

 通路脇には鉄の扉で閉ざされた部屋が並んでいます。

 扉で閉ざされた部屋は何となく不気味な感じがしますが、順に調べてみる事にしましょう。

 「標本とか有ったら嫌だな・・・」などと思いつつ、恐る恐る扉のドアノブを回すと、施錠などはされておらず簡単に扉は開きました。

 部屋の中は想像とは違いコピー機に似た機器が有るだけで、標本など有りませんでした(^^ゞ


 次の部屋はかなり狭い部屋です。

 何室なのでしょうか?

 部屋の中には酸素吸入器用の配管が残されている事から、治療室なのでしょうか?


 この部屋は放射線治療室かレントゲン室なのですが、部屋の中にはまだ機器が残されており、とても危険な感じです。

 


 放射線治療かX線撮影に使う機器でしょうか?

 放射性物質など残されていないか心配です。

 私の先入観からなのかもしれませんが、何となくゾクゾクします。

 一瞬、「放射能でも漏れているのか?」と思いましたが、多分寒さのせいでしょう・・・
 


 他に部屋の隅にも用途不明の機器が並べて置かれています。

 これらの機器も危険そうなので、早々に部屋から出る事にします。


 放射線治療室と思われる部屋の隣の部屋なのですが、扉には「1」と書かれています。

 扉は他の部屋とは違い2枚扉になっています。

 何か大きな荷物を搬入してた部屋なのでしょうか?

 とりわけ気にせずにドアノブを回すと、「ギギッ」と少し嫌な音を立てながら、扉は内側に開いていきます。

 扉を開くと、冷蔵庫を開いた時のような寒い冷気を部屋の中から感じます。
 
 部屋の中は、今まで見てきたどの部屋よりも暗く、嫌な感じがします。

 部屋の中はとりわけて何もなさそうなのですが、とりあえず入ってみる事にしました。

 この部屋が何の部屋かも知らずに・・・
 

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