奈良県某所 山荘廃墟鎌屋敷編 [page1]













 今回、うさぎっ子は関西遠征第一弾と銘打って、奈良と京都の物件を巡ってきました。
すでに滋賀県の物件の掲載を終えているので、第一弾というのもおかしいかと思いますが、そこはご愛嬌ということで。(笑)

 さて、その関西遠征第一弾のTOPを飾るのは、数々の忌まわしい噂飛び交う奈良県某所の廃墟群のひとつ通称「鎌屋敷」です。
「鎌屋敷」という名の由来ですが、ある方が探索した時に玄関脇に鎌が置かれていたことから、その通称が生まれたと言われます。

 その日、私たちは県外への遠征ということで早めに出発したわけですが、予想外に早く現地に到着してしまいました。
そこでいつものように闇を待とうと車に待機となったわけですが・・・・
この後に数箇所の探索を控えていることもあり、うさぎっ子としては不満が残りますが、
今回は闇を待つことを断念し薄暮の突入ということになったわけです。
この物件は私が関西の某サイト様のレポートを読んで、非常に興味をそそられた物件です。
見える方のレポートであり、いろいろな現象を体験していることから、当時うさぎっ子に入隊する前の私はかなりビビリながら読んでいたのを覚えています。
まさか、自分がそこへ行くことになろうとは夢にも思わずに・・・・・


探索日時:2003年7月5日 薄暮時
探索メンバー:管理人ピフィア師匠(以下、師匠)と私kuniの2名




 錆びた門の脇には表札がありました。

 「西○荘」とありますが、○部分がよく読み取れません。

 ここは会社の保養所かなにかだったのでしょうか?



 赤く錆びた門にはチェーンが掛かっており、入るにはグラグラするこの門を超えなければなりません。

 めくれ上がった忍び返しが嫌な感じです。

 しかし右側にはなにもなかったので、助かりました。

 え〜〜〜、なぜか中に入るまでの画像がなく、今困惑しています。(笑)

 ということで、中に入るまでは言葉で説明します。

 門を超えて、建物に近付きましたが・・・・

 扉がガッチリ封印された状態でしたが、その脇の窓から入れそうなので助かりました。

 実はここに来る前に得た情報では、その窓にも鉄板がはめられて侵入できないという話があったのです。

 デマだったのか、その後訪れた何者かが破壊したのか・・・・

 おそらくは後者でしょうが、とにかく侵入口があって感謝です。



 玄関脇の窓から入ると、まず2階への階段が目に入りました。

 とりあえず、2階は後にまわして1階から探索していくことにします。

 まずは階段の向こうに見える部屋から探索します。



 階段の向こうにあった部屋は厨房でした。

 流し台の中を見ても、調理器具や食器類などは一切残っていません。




 ロビーのカウンターの中に入ってのショット。

 ここで師匠は微かな気配を感じたようですが・・・・



 雨漏りがしているようで、天井が腐っています。



 ロビーの奥にあったボイラー室です。

 この画像ではわかりにくいですが・・・・

 なによりカーテンの残骸のようなものになにかいます。

 そう、うさぎっ子の天敵「蜘蛛」です。

 今、見てもゾッとします。



 赤っぽい不気味な大蜘蛛を警戒しつつ、入ってみました。

 ボイラーに「DAIKIN」の文字が読み取れます。



 ロビーに戻ってきました。

 カウンターの上に救急箱のようなものが乗っていますが、中身を調べることはしませんでした。


[NEXT][SPOTMENU][HOME]