八王子城跡編 [page2]



 こうして今、改めて見てみると師匠の足元には階段があるようです。

 長い年月のうちに枯葉や土が堆積し、埋もれてしまっているようですね。

 この日、いや前日の早朝からの長距離移動。

 それに続き、ほとんど休む間もないまま探索に突入した私たちはすでに疲労のピークに達していました。

 そこへ来て、最後の探索でこの山登りですからもうヨレヨレです。(笑)



 また勾配のきつい石段です。

 師匠の足取りが、「憂鬱な気分」を表しているようです。



 階段を上りきった先には何があるのでしょう?

 先は見えないものの、石段の先右手になにやら棒状のものが立っているようです。

 何でしょう?

 好奇心が湧けば、先の見えない恐怖感も克服できます。

 行ってみましょう。



 金子丸だそうです。

 この辺りは平坦地で険しい山道を登ってきた私たちもホッと一息つくことができました。



 再び歩き始めた私たちでしたが・・・

 先ほど休んだのは何だったのか?

 蓄積した疲労はもはや頂点に達し、歩くスピードは落ち、息は上がり、吐き気すら感じ始めていました。

 そのためか、このあとの道中の画像が2人揃って全くありません。



 先ほどの場所から10分ほど歩いたところに石碑がありました。

 なんとか天界と刻まれているようですが・・・



 石碑から5分ほど歩いた辺りにこんな休憩所と思われる小屋がありました。

 この周辺は開けており、広場のようになっています。

 しかしこんなところに休憩所があっても、私たちの同業者か肝試しの人以外来そうにありませんが・・・

 私なら観光では絶対来ません!断言します!!(笑)

 

 広場はこんな感じです。

 奥の木立ちの中から、何か探られているような気がしてきます。



 広場の片隅にこんな碑がありました。

 城跡とはあまり関係はなさそうですが・・・

 

[BACK][NEXT][SPOTMENU][HOME]