武家屋敷編 [page1]


















 霊障指定(R指定)
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 兵庫県加古川市に、通称「武家屋敷」と呼ばれている、凄く怖い廃墟があるらしい・・・・

 そんな噂を耳にしたのが2003年晩秋の頃。

 「凄く怖い・・・」といわれても、具体的にどう怖いのか分からないので、まずは情報収集する事にしました。

 その結果、「武家屋敷」というネーミングは通称で、門構が時代劇に登場する「武家屋敷」に似ている事からそう呼ばれているようです。

 他にも、「稲美の館」とも呼ばれているようですが、「稲美(いなみ」が兵庫県南部、加古郡の町を示している事から、そんなネーミングが付いたのでしょう。

 「武家屋敷」、「稲美の館」、いろいろ呼ばれているのですが、「高田牧場」が正式のようです。

 さて、肝心なる“武家屋敷”に関する心霊的な噂なのですが、「武家屋敷に行った帰り、誰もいないはずの後部座席に男性が乗っていた」
 「武家屋敷で服の裾を子供に引っ張られた。」「鍵の掛けてある車のガラス窓に、内側から色々な大きさの手形がつけられていた。」等です。

 噂としては、心霊スポットでよく噂されている内容と重なる部分も多く「凄く怖い廃墟・・・」とは程遠いように感じますが・・・

 本当に怖い心霊スポットなのでしょうか?

 その真偽は実際に探索し、確かめる事にします。



 探索日:2004年2月7日
 探索メンバー:管理人ピフィア、副管理人kuniの2名




 「うっ!・・・・気味悪い・・・」

 武家屋敷に訪れた際、最初に感じた印象です。

 門構えは噂されている通り、まさに「武家屋敷」そのものという感じです。

 建物の大門には扉が無く開放的なのですが、開け放された門の向こう側は明らかに雰囲気が違っているのが感じられます。

 「凄く怖い廃墟・・・」そんな噂をふと思い出し、急に背中が寒くなってきました。

 気分的にはあまり入る気がしないのですが、何とか頑張って探索してみます・・・・

 



 意を決して開け放された大門から中に侵入しました。

 大門から入って直ぐ左手側なのですが、かなりゴミが散らかっています。

 不自然なゴミなので、多分不法投棄でしょう。



 大門から少し入った右側に、建物を発見しました。

 扉は無く開放状態ですが、玄関でしょうか?

 早速中に入って調べてみようと思うのですが、入り口から違和感があり妙な感じがします。

 この写真はkuniさんが撮影したのですが、建物手前には弧を描く様な光の帯、建物内には地を這うような光の帯が写っています。

 何なのでしょうか?

 更に入り口の梁の上にも、顔らしきものが写っているので拡大してみます。


 


 「昔の老紳士」といった感じに見えます。

 厳しい顔をしてますが、私達に怒っているのでしょうか?


 



 kuniさんとほぼ同じ場所から撮影した私の写真です。

 私の撮影した写真には妙な光の帯は写っていませんでした。

 ちなみにカメラは、kuniさんも私も同機種を使用しています。



 恐る恐る建物内に入りました。

 内部はかなり破壊されており、襖とか全て壊されているので大広間のようになっています。

 その大広間のような建物内に巨大なる気配を感じます。

 何の気配かは分かりませんが、かなり怖いです。

 この写真もkuniさんが撮影したのですが、太い光の帯が“くねる”ように写っていました。

 この光の帯は、ある動物に似ているので拡大してみます。


 


 拡大すると、ハッキリと分かるのですが、この太い光の帯は大蛇に見えます。

 蛇はS字状にくねり、頭までハッキリ写っています。

 更にこの蛇に絡むように、もう一匹蛇が写っているように見えます。

 写真中央付近の柱の右横には、蛇に巻かれて苦しんでいるような顔も写っていました。


 


 kuniさんの撮影した写真には蛇が写っていましたが、私の撮影した写真には蛇の姿は写っていませんでした。

 しかし、この時私は、蛇の写っていた場所から、今まで感じた事の無い霊気を感じていました。

 敵意とかは、邪気とか全く分からなかったのですが、かなり濃密な霊気だったので、避けて通った覚えがあります。



 濃密な霊気を避けながら奥に進むと、かろうじて襖とか原型を留めている部屋を発見しました。

 部屋の作りはかなり古めかしく感じます。

 昭和初期くらいの作りでしょうか?

 


 母屋の縁側付近ですが、ここは比較的軽い感じがし「ホッ」とします。

 この建物内は圧迫感が凄く、直ぐにでも外に出たい気分ですが、少し落ち着いたので、もう少し探索してみます。





 純和風的建物から、いきなり洋風的な建物の作りに変化しました。

 何だかよく分かりませんが、奇妙な作りです。

 奥の方に見える火鉢が、ミスマッチな印象で、ますます奇妙に思えます。






 洋風な作りの建物の中には何も残されていませんでした。

 窓枠の下には血が流れたような染みがありますが・・・・

 一瞬驚かされましたが、これは金属製の窓枠から流れた赤錆を血と勘違いしただけでした。



 西洋風の部屋を出て更に進むと空間が徐々に狭くなってきました。

 この先には何があるのでしょうか?

 調べてみます。


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